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2008年05月23日

ベンチマークツールdbenchを使用したディスク性能の評価

(2010/09/09追記)
物理的に異なるディスクのベンチマークをとるときは、-cオプションだけではなく、-Dオプションも必要なことがわかったので追記しました。
(というか、-Dオプションだけでよいのかも)
どうりで、NFSマウントしたディスクでもローカルディスクと同じような値がでていたわけだ。

参考 Linux Filesystem Performance Tests mit dbench:
http://www.thomas-krenn.com/de/wiki/Linux_Filesystem_Performance_Tests_mit_dbench

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Linuxで比較的簡単にディスク性能を評価できるベンチマークツールdbenchについて、インストール方法と使い方をまとめておきます。

dbenchのオフィシャルサイト
http://samba.org/ftp/tridge/dbench/

dbenchは、データを連続的にディスクに書き込み、そのスループットを計測するツールです。
複数クライアントからの同時接続を想定した負荷を計測できます。

・インストール方法

% wget http://samba.org/ftp/tridge/dbench/dbench-4.0.tar.gz
% tar zxvf dbench-4.0.tar.gz
% cd dbench-4.0
% ./autogen.sh
% ./configure
% make
% su
# make install

/usr/local/bin に実行バイナリ dbench がインストールされます。
また、/usr/local/share に負荷パターンファイル client.txt がインストールされます。
とってもかんたんですね。

・ベンチマークの実施

% dbench <同時実行プロセス数>
ex.
% dbench 5

デフォルトでは、120秒のwarmupののち、600秒かけて計測します。
同時実行プロセスの数だけdbenchプロセスが起動され、CPU負荷が急増するので、本番稼動しているサーバなどでは実施タイミングに注意!

外付けディスクやNASやSANのディスクをマウントするなど、物理的に異なるディスクのベンチマークをとりたい場合もありますね。
そんなときは、負荷パターンファイル /usr/local/share/client.txt をベンチマークしたいディスク上に置いて、-cオプションでファイルを指定します。
また、-Dオプションで、Work Directoryとしてマウントポイントを指定します。

% dbench -c /mnt/foo/client.txt -D /mnt/foo/ 5

ディスクの規格の違い(SATA, SAS)、ディスクの回転数、RAIDコントローラーの有無やスペック、RAIDの実現方法(ハードウェア、ソフトウェア),、RAIDレベル、カーネルのバージョン、仮想環境か否か、ローカルディスクかSANやNAS(NFS)のネットワーク経由かなどなど、いろいろな条件でI/Oパフォーマンスが違ってきますね。
このようなベンチマークツールで定量的な比較をすることは重要だと思います。

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ところで、dbench-4.0は、なぜかdbench-3.04と比べてスループット値が1桁違います。
たとえば、アンタスで社内開発サーバとして使用している下記スペックのサーバがありますが、、、


  • 機種: DELL PowerEdge 850,
  • OS: CentOS 4
  • CPU: Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.00GHz x 2
  • メモリ: 2GB
  • ディスク: SATA II 7200rpm x 2, 160GB, Software RAID1

    このサーバで同時アクセス5として、4.0と3.04で結果を比べると、


  • dbench 4.0 - Throughput 38.9394 MB/sec 5 clients 5 procs
  • dbench 3.04 - Throughput 196.114 MB/sec 5 procs

    このように4.0のほうが1/5ぐらいの値となります。
    負荷パターンファイルclient.txtは全く同じなのになぜだろう。
    テスト内容が異なるのかな?


    cf. @IT 実践! Xenで実現するサーバ統合(2)
    http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/xen02/xen02a.html

  • 2008年05月08日

    Thunderbirdのアドオンでメールのファイル添付忘れ防止

    メールにファイル添付を忘れて送信してしまうことって、よくありませんか?
    僕は社内宛てでもお客様宛てでもしょっちょうやっていて、そのたびに恥ずかしい思いをしていました。

    ですが、Thunderbirdの Check and Send アドオンを使うようになってからは一度もやらかしていません。

    このアドオンは、「添付」など、あらかじめ指定した文字列が本文に含まれているのに添付ファイルがないまま送信しようとすると、アラートを表示してくれます。
    チェック対象の文字列はパイプ'|'により複数指定することができ、僕の場合は、「送付|添付|送ります」でチェックするよう設定しています。

    また、添付ファイルに限らず、NGワードを指定して、その文字列が含まれていた場合にアラートを表示する、といった機能もあります。

    シンプルだけどとっても便利なツールで、カレンダーツール Lightning と合わせて重宝しています。