iCommons Summit 2008に行ってきました。
7/30(水)、31(木)と、札幌コンベンションセンターで開催されたiCommons Summit 2008 Day1, Day2に行ってきました。
「iCommons Summit(iSummit)、クリエイティブ・コモンズとはなんぞや?」については、アンタスsakoさんのブログやCreative Commons Japanのサイトを参照してもらうこととして。
このような世界的なイベントが札幌で開催されるのは珍しいと思うのですが、通常は数万円する参加費が、なんと札幌市民は1日1,000円なのです。
すばらしい。
ということで、業務の一環として参加しました。
参加するプログラムの選択については、トライ・ビー・サッポロさんの業務日誌の日本語による説明や講演者の紹介がとても参考になりました。
http://blog.tri-b.co.jp/2008/07/isummit2008_program1.html
長い時間集中して聞いていたのでふだんの仕事以上に?すごく疲れましたが、とても刺激的な講演や新たな発見が多く、有意義な時間を過ごせたと思います。
特に印象に残ったのは下記のスピーチ、セッションです。
- 伊藤穰一さんのスピーチ
- Creative Commonsライセンスは、Ethernet, TCP/IP, HTTP/Webといった過去の重要なレイヤに匹敵するような、オープンイノベーションのレイヤのひとつといえる。
- オープンソースのメリットのひとつは失敗のコストが安くなることだ。このため、チャレンジがしやすくイノベーションが生まれやすくなる。
- 「無料だから儲からない」ではない。アメリカのロックバンドNine InchNailsの例。無料で楽曲を配信する一方で、プレミアボックスCDを300ドルで発売し、1週間で1億6000万円の売り上げを達成。そのほとんどがアーティストの収入となった。
- Creative Commonsライセンスは、Ethernet, TCP/IP, HTTP/Webといった過去の重要なレイヤに匹敵するような、オープンイノベーションのレイヤのひとつといえる。
- Rishab Ghoshさんの「コラボレーション」に関するスピーチ
- 「交換(barter)」でも「購買(purchase)」でもなく、「協働(collaboration)」がいかに効率がよいかを、鍋にたとえて説明。
- 個々が寄与するものは少なくても、全員が鍋全体の価値を得られる。
- with knowledge goods, everyone gets a whole copy of pod.
- 「交換(barter)」でも「購買(purchase)」でもなく、「協働(collaboration)」がいかに効率がよいかを、鍋にたとえて説明。
- オープン教育のセッション
- (J)OCWによる各大学の講義を無料公開する取り組み。MITは全講義を公開している!
- 教材開発コミュニティ FTEXT。草の根で全国の知恵を集め。数学の教科書や演習問題を作り上げて、CCライセンスで配布している!すごい!
- (J)OCWによる各大学の講義を無料公開する取り組み。MITは全講義を公開している!
- ユーザ参加型サイト、オープンビジネスのセッション
- 動画共有サイト ニコニコ動画, NeoM, Cliplife, eyelife
- 音楽ユニットのプロモーション事例 Sweet Vacation
- 本を作れるサイト BCCKS
- 坂本龍一、小山田圭吾、X-JAPANのTOSHI、木村カエラといったミュージシャンが、映像クリエイターのコンテストのために楽曲を使用許可した。→カエラの提供楽曲はMO'SOME TONEBENDERが作曲と演奏を担当した「ファミレド」!
- 動画共有サイト ニコニコ動画, NeoM, Cliplife, eyelife
- Google Literacy Projectにおける識字率向上のための取り組み
- いくらインターネットが広がっても、識字率が上がらないと多くの人に伝わらない。例えば、ワシントンD.C.の非識字率は36%もある。
- いくらインターネットが広がっても、識字率が上がらないと多くの人に伝わらない。例えば、ワシントンD.C.の非識字率は36%もある。
などなど。
デジタルコンテンツの配信については、インターネットを使えば流通コストがほ
とんどかからなくなるので、うまくビジネスにつなげやすい、とか。
CCライセンスにより、著作者の権利を守りつつクリエイターの創出を促進する、とか。
クリエイティブな活動を促進し、クリエイターもユーザも、みんなが便利に幸せになる道をいろいろ探っているんですね。
「Free Culture」という大きなテーマもあり、会場の雰囲気やオーガニゼーションはとても和やかで、自由で柔軟な感じを受けました。
いろいろと勉強になりました。
アンタスでもこのようなクリエイティブな分野で何か関われればよいなぁ、と。
開催に携わったみなさま、ありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。
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そうそう、パンフレットの末尾の「ETIQUETTE」は、日本での風習について英語での注意書きがなされていて、じっくり読むとなかなか面白いです。
とくに飲酒のところ。
- 全員にグラスが渡るまで勝手に飲み始めないこと。「カンパイ」と言ってから飲むこと。「chin-chin」と言ってはいけない。
- 日本酒をついでもらうときは杯を空けること。ただし、日本酒は急激に酔うから気をつけて。
これはどなたがまとめたのでしょうね。。。
