インターネットの登場によってグローバル化が進み、世界はより狭く身近になりました。
と、ここ数年、タコになってわさび醤油で食べたくなるくらい耳にしてきました。
でも、それって幸せか?
結局GoogleとAmazonとAppleがウハウハなだけじゃねーか?市場画一化が進んだだけじゃねーか?
僕は、今年の4月にふるさとの北海道に戻ってきました。いわゆるUターンです。
駒大苫小牧の甲子園2連覇を球場で生で観てしまったり、偶然テレビでTEAM HOKKAIDOのCMを観てしまったり、そんなことで北海道ラブな気持ちが戻ってきてしまい、気がついたら会社に辞表を出してました。
でも、こんな感覚は北海道の人にしか理解できないんだろうなぁ。例えば宮崎県出身の人が同じ経験しても、「よし、僕はこれから北海道に住んでみようかな」なんて思わないですよね?同じものを見たり聞いたりしてもその人の生まれ育った環境や経験や趣味志向で結果が異なったりするわけで、その辺の特性を意識すると商売はもっと面白くなるはず。
ところで、北海道で売れているインスタント焼きそばってなんだと思いますか?多分それはUFOでもペヤングでもなく、『やきそば弁当』だと思います。ちゃんとした統計情報を調べられればよかったのですが、見つけることができなかったので200%憶測でモノを書いてます。すみません。
北海道じゃない人は名前も聞いたことのないようなこの商品が北海道ではダントツで人気なんです。最近、日清が北海道限定の新商品『やきそばできました』を発売し追随しようとしていますが、なかなかどうして、というところです。
ちなみに、実際にこの二つのインスタント焼きそばを食べ比べてみました。どちらも焼きそばに中華スープがついているので(焼きそば作った後に捨てる"あのお湯"を使ってインスタント中華スープが飲めちゃうという画期的なシステム)、焼きそば・中華スープの両方で試食。
で、結論を申し上げる。
焼きそばも中華スープも美味いのは日清・『やきそばできました』。でも、僕が好きなのは、スーパーやコンビニでおそらく手にするのは、東洋水産(マルちゃん)・『やきそば弁当』ですね。
もう、こればっかりはしょうがない。「やきそばできました」は、そばはプリプリ、具はシャキシャキ、ソースはコクがあってマイルドで、中華スープは本当に中華ダシのよく効いてとっても美味しい、よくできた焼きそばなのですが、やっぱり北海道人としては東洋水産の独特の尖った味が好きなんですね。どうにも言葉じゃ説明できないのですが、この辺の矛盾を抱えた消費者特性が面白いですよね?
ただ、日清も黙っていない。CMには「OFFICE CUE」(『水曜どうでしょう』の鈴井貴之さん(ミスター)や大泉洋さんの事務所ですね)の「TEAM NACS」のメンバーを起用して北海道ラブ感をアピールして、テレビCMでは『好きです「アレ」よりも〜』とやきそば弁当を強烈に意識しまくり。商品自体の美味しさでも感じましたが、このCM戦略を見ても業界のガリバー・日清の本気度が感じられます。
でも、日ごろインターネットを使っていてもこういう地域性ってあまり感じないんだよなぁ。
Yahooのカテゴリ検索にしても、Googleローカルにしても場所や空間と情報のマッピングはできているんだけど、こう、趣味志向や国民性みたいなものとのマッピングがイマイチだよなぁ。そういったユーザ特性をもとに、情報を垂れ流してもらえると自分好みの新しい発見があったりして嬉しいんですが。
ただ、地域特性みたいなものでくくっちゃうと、「そこの出身で今は違う場所にいる人」とか「最近その地域が気になる人」みたいな人がもれちゃうので、むしろ同じ趣味や考えを持ったコミュニティというくくりで考えた方がいいんでしょうね。地域発信で全世界に友達の輪を広げよう、みたいな。
と、ここまで考えて、それってブログのトラックバックを追っかけたりSNSのコミュニティに参加することで実現できんじゃん、と思ったり。Googleアドセンスのマッチング広告みたいな仕組みをうまくブログやSNSと組み合わせたり、会員用のサイトであれば、ユーザ情報を広告配信に利用したりすると面白そうだな。
って、たぶんすでにそういうサービスを考えているところはたくさんあるんだろうなぁ。とか。
と、話がまとまらなくなってしまったが、ようは僕は北海道ラブだぜ!ということを宣言したかっただけかも。