見える化?

2007年12月12日

JUDE Think!でマインドマップ

 先日、JUDE Think!を買いました。JUDE Think!は「見える化」でお馴染みの平鍋健児さんが代表を務めるチェンジビジョンのマインドマップ描画ツールです。3,150円(税込)。これなら少ない小遣いの私でも買えます。(←会社にお願いすれば買ってくれるのですが、私的にも使いそうなソフトは身銭をきって買うことにしています。)
 マインドマップ描画ツールは過去にFreeMindを使ったことがあります。マインドマップを描くという点ではJUDE Think!も特に機能的な違いはないように思ったのですが、FreeMindのバージョンがしばらく前から上がっていないようなのでJUDE Think!に乗り換えることにしました。まだまだ使い込んでいないのですが、かゆい所に手が届きそうな気配に満ちています。主観的な意見ばかりでスンマセン。(^^ゞ

 ソフトウェアの設計や要件をまとめようとするとき、WordやExcelとにらめっこしていると頭の中に浮かんだキーワードをどうにもうまく書き出すことができないなーと感じるようになってきました。そこで思い出したかのようにマインドマップ(JUDE Think!の評価版)を使ってみたのですが、これは良さそうですね。マインドマップは数年前から話題になっている技法ですが、改めて真正面から使ってみると確かに頭の中のモヤモヤを素直に吐き出せる技法ですね。しかもJUDE Think!はJava Festaでの平鍋さんの紹介によると、Excelなどとシームレスに連携する機能を備えているそうです。こういう小回りの利くところがツールの価値として重要なファクターですよね。なんだかチェンジビジョンのまわし者みたいになってきましたが…。
 マインドマップは私のソフトウェア開発にまだまだ取り入れ始めたところですので、これからどれだけの効果があるか評価していきたいと思います。

2007年10月31日

SEのための本、今の若手エンジニアは幸せ者です。

 今月から社内の若手エンジニア(歳はそんなに若くない…)向けにスキルアップの勉強会を行っているのですが、それにあたってAさんが何冊かの本や雑誌を調達してくれました。私が若手エンジニアだった頃(今でもそんなに年寄りではない(-"-))はソフトウェア工学としての書籍しか見当たらず、先輩からノウハウを吸収したり、自分で試行錯誤しながらシステム開発の成功法を学んだものです。今はホントにこの手の書籍が充実してますね。

「若手SEのための要求仕様のまとめ方」 そんな中、おぉ!と思ったのが「若手SEのための要求仕様のまとめ方」という本。最初のページの「はじめに」を読んでシビレテしまいました〜〜。これだけでもうお腹いっぱい。本一冊を読み終えた気分です。その冒頭の一文を引用します。

システム開発においてSEが遭遇する悪夢のひとつは、システムの完成時点で顧客から「これは依頼したシステムではない」と言われることです。

 「依頼したシステムではない」と言われないまでも、顧客に満足してもらえたかどうかを疑問に感じてしまう経験は、エンジニアなら誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか?
 もうひとつ引用。これも良い!

「要求仕様書なんてなくても、これまで、システム開発に支障はなかった」と言うSEもいるでしょう。「支障はなかった」と「顧客が満足した」ということは違います。本当に顧客が要求していたシステムを提供できたのでしょうか。

 メーカー相手の中・大規模プロジェクトの一部を担当しているだけでは気付かなかったのですが、システム開発とは無縁だった顧客と一対一に向き合って作り上げるような小さなプロジェクトでは、これらのおコトバは心に響きます。

 こういう現場のナマの実状を反映したコトバと、それを乗り越えるヒントが書かれた本がたくさんあります。私があれこれ教えるまでもなく、これらの本を読めば十分ですね。今の若手エンジニアは幸せ者です。

2006年06月14日

週報、昔はほうれん草

 昔はよく『仕事の基本はほうれん草(報告・連絡・相談)だ!』と教えられました。その手段のひとつとして週報があり、面倒くさいなぁ〜と思いながら書いていたことを思い出します。その頃の私は週報を義務としか考えることができないものでした。ところが次第に仕事を与えられる立場から、仕事をまとめる立場になるにつれて、週報は義務ではなく、プロジェクトを成功に収める道具のひとつになって来ました。

 週報がどのように“プロジェクトを成功に収める道具”になり得るのかというと、私は2つの要素があると考えます。ひとつは「今週の作業」として1週間の自分の作業を振り返ることで、プロジェクトにおける現在の自分の状況を把握することができます。あるいは「来週の作業」として次に行なうべき作業を思案することができます。つまり自分に対する内的な整理整頓ができます。もうひとつは、このような作業状況を上司や周囲の人に同報することで、思いも掛けない所から問題解決のヒントを得たり、自分の気付かないリスクを警告してくれることがあります。これは外的な予防機能が働いていることだと思います。

 週報のこのような特性は、なんだか「見える化」の本質に近いものだと思いませんか? その上で週報を書くポイントは何だろうかと考えてみました。

1. 今週やったこと
「やろうとしていたこと」と、「そのなかでどれくらい出来たのか」 が分かるように書きます。
※予定と実績があまりにも違うようでしたら、その誤差を無くすように『正確に見積もる力』を身に付ける努力をしましょう。『寝ずに頑張ろう!』は間違った対策です。

2. 来週やること
「やらなきゃいけないこと」ではなく、「やること」「やれること」「やれるつもりのこと」を書きます。

3. その他、思うところ
その他に伝えなきゃいけないことがあれば書きます。「やらなきゃいけないこと」があれば、ここで書きます。『たまには呑みたい』があれば、ここで書くべきです(ノミニケーション)。

週報を“義務”から“道具”に変えることで、見える化に一歩近づくことでしょう。週報を書くときは、『見えなければ、気づかない。見えなければ、解決できない。見えなければ、変わることはできない。そして見えなければ、プロジェクトは成功しない』の気持ちで臨みたいものです。アンタスでの私の週報はこの考え方で(簡単ながら)書くようにしています。

2006年05月16日

見える化と出会ってペアボード

 昨年の12月に行なわれた「Java Festa in 札幌 2005」で平鍋健児さんのセッションに参加して以来、すっかり「見える化」にハマっているのですが、その中でもお気に入りが100円ショップでそろえたペアボードです。
コンパクトなペアボード ペアボードは「持ち運びサイズのホワイトボードを使って、ペア(二人)の討議をホワイトボードに表現しながら進めましょう」というものです。平鍋さんはA4サイズよりも少し大きめのペアボードを紹介していましたが、打ち合わせの筆記用具セットとして収まるサイズにしたかったので、A5サイズのバインダーとそこに収まる小さめのホワイトボード、3色セットのペン、クリーナーは「激落ちくん」を使っています。これらを100円ショップで揃えると、なんと300円で済みます。

 ホワイトボードはマグネット式なので事務所の大きなホワイトボードに貼り付けることも可能。バインダーにはポケットが付いているので卓上カレンダーを挟んでおけば、スケジュールの確認も簡単です。またバインダーなので裏紙を挟んでメモ書きもできます。

 そんなこんなで平鍋さんの意図しているペアボードとは少し脇道にそれた感がありますが、軽量・コンパクトな打ち合せセットとしてこのペアボード、気に入っています…。アンタス社内ではよく見かけるアイテムになりつつあります。